広尾学園の急伸に驚く

前期保護者会資料に含まれていたサピックス2018年度用偏差値一覧を何気なく眺めていてビックリしました。

今春(2017年度)晴れて中学生となった長男は、広尾学園を滑り止めにしていました。近年、急激に受験者数と偏差値をともに伸ばしているとは認識していましたが、この広尾学園の位置が全く変わっているのです。もちろん上振れしているのです。

先にサピックスの偏差値表について注釈しておきますと、9月から12月にかけて全4回行われる「合格力判定サピックスオープン」の平均偏差値をもとに算出し(偏差値は合格可能性80%ライン)、来年度の動向を予測したものです。

 

 2017年度用→2018年度用

本科1回目(2/1午前) 47→53
本科2回目(2/1午後)51→57
医進・サイエンス(2/2午後)54→56
本科3回目(2/5)48→55

 

2回目の57という値は、同日午前に試験がある武蔵、早稲田と同列です。3回目は同日に行われる本郷3回目と同じです。これを大躍進と言わずしてなんと言いましょう。

 

確か6年生の夏休み明けに行われた面談で志望校の相談をしたのですが、その際、担当の先生にお訊ねしました。息子も体験授業などに参加して面白かったらしいし、カリキュラムもユニークだ、ここであれば、たとえ第一・第二志望に落ちたとしても、そうがっかりすることなく通える良い学校だと本人も納得している、ただ急激に人気が高まっているように感じるので、実際に受験する段になって合格ラインがこの偏差値表からぐっと上がってしまうようなことはないのかと。

先生の答えは、こうでした。


確かに人気も偏差値もここ数年で急に上がってきているけれども、我々はここで頭打ちになると思っています。なぜなら、校風がよく似ていて地理的にも近い渋渋があるので、今の偏差値以上で狙うような子は渋渋に流れますよ。


…せんせーい! 流れてないですよー。。


サピックスオープンで広尾を選択肢に入れた受験生が実際にも受験したかどうか分かりませんし、結果としての入学者のレベルがどこに落ち着いたのかも分かりませんけれど、いずれにせよ入学していたかもしれない身としては、この数字はヒヤヒヤものです。実は滑り止めでもなんでもなくって、ギリギリだったんでは?


保護者会の度に偏差値表はあくまでも参考程度です、お母さんたちお父さんたち気にしすぎないでくださいときつくきつく戒めるサピックスではありますが、これだけ変化するとさすがに動向が気になります。結局兄キは別の学校に行くことになりましたが、娘も受ける気満々でいることですし! 

 

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